育児でカンを大切にするということ
著者はお医者さんなのに、お医者さんや薬、予防接種を否定的に書いているのが印象的でした。
子どもがそういう行動をするのは理由があるんだから、制限するのではなく、子どもの気持ちをくんであげてやらせたげていいじゃない。その時期だけなんだから
といったことが全般的に書かれていて、育児やしつけのイメージしてたのとちょっと違っていたので驚きましたが、まあそうだよなぁと思いました。
両親が一番その子どもを見ているのが長いんだから、医者の言うことや他人が言うことをは気にしないで、そうだと思ったらそうしてあげる。特に危ないと感じた時、いやな感じの時はそのカンを信じて行動すべき。
というのが一番しっくりきました。
また、カンを信じるとのところの、子どもが頭を打った話をぐぐったら
小児の頭部外傷の実態とその予防対策(発表情報)_国民生活センター
というのを見つけました。これは絶対対策していかないとと思いました。
個人的に第1章は理屈っぽくてちょっと苦痛になりました(笑)。第2章から読むのがいいかもですね。
読み直し用に目次抜粋。
第1章・・・子育ての迷い判断法
なにに迷っているか整理する
立場と条件を定める
情報を吟味する
判断の下し方を選ぶ
第2章・・・子育て10の知恵
第1の知恵 - カンを大切にする
第2の知恵 - 常識を重んじる
第3の知恵 - 自分の性格と生活にマッチさせる
第4の知恵 - 子どもの個性に応じる
第5の知恵 - 失敗を恐れない
第6の知恵 - 様子をみる
第7の知恵 - 理想は高く持たない
第8の知恵 - 子どもに献身しない
第9の知恵 - 助けを求める
第10の知恵 - 社会的な行動をする
第3章・・・こんなとき、どう考える
授乳
母乳かミルクか?
飲みが悪い
しょっちゅう飲みたがる
離乳
いつから始める?
どのようにやめさせる?
食事
少ししか食べない、好き嫌い
食事を楽しみに
食べすぎる
アレルギーの心配
清潔
入浴
歯磨き
睡眠
なかなか寝ない
夜泣き
性質・くせ
人見知り
すぐ泣く
落ち着きがない
指しゃぶり
しつけ
排泄
行儀
いたずら
いうことをきかない
けんか
発育・発達
病気
病気か?
軽いか重いか急ぐか?=病気の見方
薬を使う?
いつ、どう医者にかかる?
検査は?
入院は?=手当の仕方
体質・持病
よく病気をする
ひきつけ
アトピー性皮膚炎・湿疹
喘息
障害
予防接種